私の愛車、チンクエチェントことフィアット500C。私はオープンカーとして楽しんでいます。
なぜオープンカーとして楽しめるのか。それは、フィアット500Cのルーフとリアウインドウ周りが”幌”でできているから。”幌”を畳むことで骨格を残しながらも「頭上から後頭部がオープンエア状態」を作り出すのです。この気持ちよさは一度味わうと止められない中毒性を持ちます。私にとっては”幌”があってこその”チンクエチェント生活”なのです。
私にとって我が子同様に大切な”幌”。青空駐車で自然のダメージを受けて痛んでは大変。そんな想いから、常日頃からホディカバーをかけています。つまりは、ボディカバーをかけることは私の生活の一部といっても差し支えないでしょう(大げさ)。この”ボディカバーをかける生活”、実は意外と苦労があるのでした・・・。
青空駐車だからボディカバーで”幌”を守る。
我が愛車の駐車場は”屋根なし”。青空駐車です。紫外線、雨、砂ぼこり、鳥のフン、あらゆるモノがクルマに直撃してしまいます。ボディはKeeper laboさんのコーティング”Wダイヤモンドキーパー”を施工してるので、劣化や汚れへの耐性は強いと思ってます。しかしデリケートな”幌”は無防備です。
私の所有するフィアット500Cの幌は”赤幌”です。実際に触っていただくと良くわかるのですが、その色あいといい、毛並みといい、クルマの外装パーツとは思えないほど上質で、あの”レッドカーペット”のような品格すら漂います。その高貴な場所にですよ!鳥さん達が”落し物”をしてくれるのです!レッドカーペットに白っぽい汚れが付いてたらどう思います?ハリウッドスターだって「Wow!」って声あげちゃう!
ですから、駐車時は原則ボディカバーを被せることにしているのです!

上空に高圧線の電線があり、”落し物”の着弾率が高いのです。悲しい。

ボディカバーをかけるのが原則。頼りになるぜ!
乗るたびに洗車して、乾くまでひたすら待つ。
さて、ボディカバーをかけるにもボディが汚れたままではマズイ。ボディに残った汚れやホコリがボディカバーの内側へと移り、新たな悲劇を招いてしまう。ですからボディカバーをかける前には必ず洗車しています。つまり「①クルマに乗る → ②クルマ洗う → ③ボディカバーかける」が必ず1セットとなるわけです。ところが、この1セットをやり遂げるのがなかなかシンドイ。
”幌”は文字通り”手洗い”してます。まずスーツ屋さんで買ったブラシで下処理。動物の毛でできたブラシが柔らかいタッチででホコリを掻き出します。続いてホースで水をかけヒタヒタにしたら、水を流しながら”手のひら”で”幌”を撫でるように洗います。文字通り”手洗い”です。当然、真冬はシンドイです。冷水で手がジンジンします。そこまでする必要があるかはわかりません。私の気持ちの問題でVIP扱いです。
洗車する時は「日なたで洗車するのは良くない」のは常識。水滴が日差しで焼かれて跡になってしまうからだとか。我が愛車の場合も、陽射しの当たる場所で洗わないようにしています。ただし、お日様が出てないと困ります。特に冬場は。なぜなら「なかなか”乾かない”から」です。
「おいおい、”乾かない”って言っても、しっかり水を拭きあげれば済むだろうよ。」
そう思ったそこのあなた!それは正しいです!正しいですがそれはあくまでボディの話し!我が愛車には”幌”がある。”幌”は「水を拭きあげる」とはいかんのです!なぜなら水が浸みこんじゃってますから!
”幌”は洗うのも文字通り”手洗い”で特別扱いしてますが、その後もスペシャルですさすが用途に見合う性能はあり、一般的な布モノより格段に乾きが早い(おそらくレッドカーペットよりも早い)。上部は割と早めに乾きますので、水分が落ちていく下側の乾燥待ちになります。私は洗車後に日なたへクルマを動かし乾燥のスピードアップを図ります。そして、何度も”タッチ”して乾き具合を確認しつつ念じます。「はよ乾け!」と。
ここで1点クセモノなのが「ハイマウントストップランプのスキマ」です。分解したことが無いのであくまで想像ですが、おそらくランプの上下左右はもちろん、裏側にもスキマがあると思われます。そこに侵入した水は乾くことなく滞留し、いざクルマを動かすと中から水がじわっと染み出てきて再び”幌”を濡らします。
最初の頃は一生懸命ウエスを押し当て、ウエスの吸水力で何とか絞り出そうとしてましたが限界がありました。そこで投入したのが「ブロアー」。ブロアーは洗車用のものも市販されていますが、私はたまたま手に入れた「お庭手入れ用」を使用。園芸業者さんがお仕事の仕上げに落ちた葉っぱを集めたり、あと紅葉シーズンに朝早く神社に行くと用務員さんが落ち葉を掃除してるヤツですね。コイツを使ってハイマウントストップランプの端のスキマに風を当て、反対側の端から水を吹き出します。吸うのがダメなら風を吹き付けて押し出す作戦です。コレがおもしろいように水が出てきて快感です。耳かきしたらいっぱい耳垢が出てきた時みたいな(例えが下品でスイマセン)。
陽射しがある日なら数十分まてば乾きます。しかし曇り空だと1時間くらいでは乾かない。冬場であればなおさらで乾くまで2時間以上かかるのも珍しくありません。乾くまで時間を拘束されるのもシンドイですが、風が吹く日は乾くのを待っている間に再び砂やらホコリやらが付着します。それが問題。一度、鳥さんの落下物が直撃した時は号泣しました・・・。
そんなこんなで”幌”を乾かして、ようやくボディカバーをかける下準備が完了。実際の”幌”のかけ方はコチラに書いてますのでよろしければご覧ください。
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と、まー、とにかく。
一度乗ると帰ってきてからカバーかけるまで数時間かかります。
ハイ。正直言ってキビシイです。さながらお天気との仁義なき戦い。屋内ガレージ欲しい・・・。

「幌は素手で撫で洗い」が私の流儀。やさしくやさしく洗います。問題はその後の乾燥です・・・。

特にハイマウントストップランプのスキマに溜まった水が厄介。そのままだと乾きが遅いので早めにブロアーで吹き出してます。
最近、ボディカバーかけているのに、なぜか砂ぼこりが溜まってる
そんなこんなでボディカバーをかけているおかげか、我が愛車の”幌”は6年目を迎えてもなお「美しい・・・(うっとり)」。同じ環境でカバーをかけなかったらどうなっていたか実際の比較検証はできませんので多分に自己満足かもしれません。それでもやはり努力の甲斐はありますよ。
それに、汚れの他に「カラスやネコさんが屋根に乗っかって爪でコリコリされたらどうしよう」といった不安も解消されて、精神衛生面でも良いです。
ただ、最近ちょっと良くないことが。
カバーをはがすと、ものすごく細かい砂ぼこりが溜まってるんです。ワイパーの上とか、サイドウィンドウのモールとかに。ハイマウントストップランプのスキマにも溜まってます。
現在使用しているボディカバーはフィアット純正(高かった!)の一品で〇年使ってます。もちろん少しヤレは感じてきましたが、破れ、擦れ、いずれもありません。一方で撥水性はほぼなくなっているのと、気持ち程度の伸び(といってもフィット感は相変わらず問題ないレベル)を感じるところあり。
原因として考えられることといえば、目地のスキマが拡がって微細なホコリが入り込んでいるとか、下側から巻き上げた埃が中に入り込みやすくなったとか、そもそもボディカバー内側が汚れてきているとか、可能性は多岐にわたりハッキリとした原因はわかりません。
当面はボディカバーをはがすたびに砂ぼこりを掃除してますが、今後も増えていくようならばボディカバーの買い換えも検討するかもしれません(高いけど!)

洗車してカバーをかけたのに、こんなに砂ぼこりが・・・

ハイマウントストップランプのスキマにも、うっすらと砂ぼこりが。なぜ・・・。
以上、私のボディカバーをかける生活をご紹介しました。
面倒なことを、あえてやっているのも、私にとってオープンカーが「趣味趣向」だから。キレイな”赤幌”を眺めてウットリしたいから。
もしもその気持ちが弱くなったら、その時は意地を張らずに止めようと思います。そんな生き方でいたいものです(私、50代になりました)。



