「オープンカー」はカタカナ英語、その解釈は「人それぞれ」かもしれません。“チンクエチェント“の呼称で愛される「フィアット500(FIAT500)」。そのカブリオレ(Cabriolet)仕様である「フィアット500C(FIAT500C)」は、どうでしょう?
まちがいなく屋根は開く
フィアット500Cは折り畳み式の「幌(ソフトトップ)」を装備。「幌」の開放域はフロントガラス上部から後部ハッチ部まで広大です。それでいて、全てのピラーがそのまま残りますので、真横からのシルエットは「屋根、開いてるかわからん」です。
フィアット500Cを試乗の際、信号待ちで横づけした原チャリの爺さんが、一瞬驚いて「何だ、屋根あいてんのか」と呟いてました。
ピラーが残って「ちょうどいい」
「Aピラーだけ残るのがオープンカーだ!」
とおっしゃる方もいるでしょう。そうかもしれません。しかし、全てのピラーが残ることで良いことも。だって、丸裸じゃない分、恥じらいはほんの少し。人目を意識する事なく、ひたすらオープンエア感に没入が可能。
まさに私のような小心者には最適です。
フィアット500Cは「オープンカー」か?
話が逸れました。
「オープンカー」の定義を「頭上がズル剥けに開き、オープンエア感を堪能できること」とするならば、
フィアット500Cは「オープンカー」です。
本ブログでは、そう定義させて頂きます!