フロントガラスの油膜取り 謎の横一文字はキレイに落ちるのか?

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フィアット ガラスオープンカーの青空駐車
意識すると落としたくなる。

私の愛車フィアット500C(FIAT500C)。現行チンクエチェントのオープンカータイプです。残念ながら青空駐車場を寝床にしていますが、いつの間にかフロントウインドウへ横一文字状に付着していた謎の油膜。当初は気にしてなかったのですが・・・。

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謎の油膜

その油膜はいつのまにか付いていました。フロントウインドウの中心付近を左右に横断し、やたらと水を弾く横一文字の油膜が。実は、過去を振り返ってみれば洗車の時に何となく気づいていたのです。しかし全く気にしてませんでした。

油膜が水を弾くことについては全く問題ない。なぜなら「雨の日は乗らないから」。フロントウインドウが水を弾くかどうかは、クルマを水に濡らして走る事がほとんど無い私のオープンカーライフにおいて、大した問題ではないのです。

結果的に、この「油膜」は私の意識から遠い場所にあったのです。あの日までは・・・。

先日、イベント参加の為に軽井沢を訪れました。

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軽井沢でこの秋一番に冷え込んだ朝、私の愛車に落ちた夜露の水分が更に冷えて、幌やフロントウインドウに氷となって張り付いていました。まず最初に幌を心配した私が次にフロントウインドウへ視線を落とすと、そこには横一文字の模様が見て取れました。

オープンカー 凍結

フロントウインドウに横一文字のような帯が・・・

「おおぅ、コレはなかなか・・・」

そうつぶやきながら、クルマのエンジンを始動、暖房とデフロスターをMAXに稼働させ、氷を溶かしにかかります。しばらくすると氷は溶け出してフロントウインドウから滑り落ちて行きます。しかし、例の横一文字には解けた水滴が付いたまま。

人間とは不思議なもので、意識し始めると気になって仕方がなくなりますね。そうです。この出来事でハッキリと意識しちゃいました・・・。

「やだコレ、何とかしたい。」

私の脳内タスクリストに「横一文字の油膜落とし」がエントリーされた瞬間でした。

オープンカー 凍結

氷が解けるまで待つ時間、ハッキリと意識してしまったのです・・・。

 

「キイロビン」を選ぶ

さて、軽井沢から帰宅して数日後、例のタスクに取り掛かります。

そもそもこの油膜、「横一文字」なのが解せません。普通フロントウインドウ全体に付きますよね?ありえるとしてもワイパーの可動域だけ油膜の付き方が変わるとか(私はワイパー使ってないので該当しませんが)。

そもそも購入時からついてたのか(中古車として購入)、普段使用しているハーフカバーを経由した何かか、それとも・・・。目の届かない青空駐車場に停めていると無意味に想像が膨らんでしまいます。

さあ、原因究明は諦めてとっとと落としましょう。

油膜取りに良さげな方法をネット検索すると、様々な方法、製品が次々と出てきます。みなさん共通の悩みですもんね。そんな中「プロもおすすめ」という評判の良さからコレに決めました。プロスタッフさんの「キイロビン」です!

早速、最寄りのオートバックスさんへ調達に行きます。ありました!さすが歴史あるメジャー商品。手に入りやすくて助かります。

どうでも良い話ですが、この製品は液剤の入った黄色いボトルの本体と、作業に用いるスポンジのサイズ感が揃っていて、透明のケースに余計なスキマもなく収まっています。このパッケージに”機能美”を感じてしまいました。こういうの企画する人ってスゴいですねー。私は好きです。

キイロビン 購入

無駄のないパッケージ。機能美を感じます。

 

油膜を落としてみる

さあ早速作業開始です。まずはフロントウインドウをキレイに洗います。ついでなのでクルマ全体を洗車しちゃいました。そして水に濡れると出てきました「横一文字」。意識ゾーンに入ってしまった今はやたらと目立って憎たらしいです!

今回はよくあるレビューものコンテンツのマネごとをやってみましたよ。真ん中にテープを貼って境界線を作り、左右で使用前と使用後を直接比較するという趣向です。向かって右側(助手席側)にキイロビンを使用して、その効果を比べてみましょう!

フロント 油膜

ソコだけ水を弾いていますね。憎いほどに。

フロントガラス 油膜落とし

効果を比較できるよう、真ん中にテープで線をひきます。

キイロビン本体から白い液体を垂らした付属のスポンジでフロントウインドウを磨いていきます。分量は良くわからないので少しずつ様子を見ながら”注ぎ足し”です。問題の「横一文字」は最初はキイロビンを弾いていましたが、しつこく磨いていると他の場所同様に白い液が馴染んでいきました。油膜が取れてきたということでしょうか?

ガラス 油膜とり

磨き込んでいる内に白い液を弾かなくなってきました。

一通り全体を磨き終え、今度は水をかけながらキイロビンの白い液を洗い流していきます。この時に気を使ったのがフロントウインドウ上部を流す作業。幌(キャンバストップ)との距離が近いので、キイロビンの白い液が掛からないように優しく作業します。万が一シミになったら泣いちゃいますもんね。万全を期すならば衝立てのようなものを用意すべきですね。今後の勉強になりました。

クルマ 油膜

一通り磨いたら水で流します。幌にかからないよう注意。

さあ、洗い流した後はお待ちかねの使用前と使用後の比較です!全体に水をかけてみると・・・

「おおっ!全然違うんじゃんか!」

落ちてます落ちてます!キイロビンで作業した右側(助手席側)は水を弾いてません!キイロビン様、お見事でございます!

フロントウインドウ 被膜

水弾きの違いは明らか!お見事!

残る半分も安心と確信を持って作業しましょう。フロントウインドウの向かって左半分をキイロビンで磨いた後、全体を水で洗い流して作業完了です!若干「洗い流しきれない」ような手触りがありました。コレはキレイな布などでしっかり磨き上げた方が良いのかもしれません。次回作業時は気をつけたいと思います。

仕上がりは上々、横一文字は消えましたし、車内から外を見た視界もクリアになった気がします。キイロビン様、ありがとうございました!

チンクエチェント 油膜

わかりにくいですが水かかってます。見事に水を弾かず。

以上、謎の油膜が気になってから落とすまでのご報告でした。

この手の汚れはクルマに乗る以上は常に付き合い続ける運命ですから「あまり気にしない」が一番の対策だったりするかもしれません。何事も、ほどほどの距離感が大切ですね。

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