イベント「軽井沢 FIAT PIC・NIC」に参加(後編)

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チンクエチェント イベントオープンカーを買う
ドキドキのイベント初参加!

私はフィアット500C(FIAT500C)を購入し、「オープンカーを買う」という夢を実現しました。まだまだ幼い子を抱える父としてはオープンカーを「家のクルマ」とするのは難しい為、贅沢にも趣味用のセカンドカーとしてオープンカーを楽しんでいます。

そんな私がオーナーが集う「イベント」に初参加することに!いよいよイベント本番です!

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前乗りで万全を期す

今回参加させて頂くイベント「第14回FIAT PIC・NIC」は10/30(土)のAM9:00開始。その前日10/29(金)の夕刻、私は上信越自動車道に愛車フィアット500Cを走らせていました。もちろん幌(キャンバストップ)はフルオープンで!

今回のイベントをざっくり言えば「朝から夕方まで軽井沢周辺を走り回る」という内容。歴史ある軽井沢の文化的な街並みと豊かな自然の中、存分にオープンドライブを楽しめる訳です。

一方で、イベント会場となる軽井沢までは自宅から3時間ほどの道のり。行きと帰りで6時間に加えてイベントで走り回る数時間(結果的に約4時間でした)が総ドライブ時間になります。

流石にこれだけの長時間運転は相応の疲労が予想されました。特にイベント当日の朝は100%のコンディションで迎えたい。となると考えられるのが「前乗り」です。前日に現地入りしホテルのべッドで朝を迎えればフレッシュな状態でイベントに臨めます。コレしかない。

ただしイベント前日は金曜日。金曜日に前乗りする為にクリアすべき事が2点あります。1点目はお仕事のお休みを取ること。私はサラリーマンですから。そして2点目が妻の了解を得ること。家事育児を妻に任せる時間が増えることになりますから。

1点目は「権利の行使」と割り切れますが、2点目はひたすらお願いするしかありません。我が子達はジャムが好物です。「軽井沢のおいしいジャムを買って帰るから頼むわー」とお願いし交渉成立。宿泊先は素泊まり格安ホテルにしてジャムの購入資金を捻出です。

という訳で、イベント前日の夕刻、私は幌をフルオープンで上信越自動車道を経て軽井沢へ到着。向かった先は「ツルヤ軽井沢店」さん。

長野県を中心に展開されているスーパーであるツルヤさんの中でも軽井沢店さんは「お土産が買えるスーパー」として有名。私は後顧の憂いなくイベントに集中すべく、お土産の“ジャム“を購入しに訪れたのでした。幼い子供向けにノンシュガー系のジャムを数点と、大人向けに一度食べてみたかった「リンゴバタージャム」を購入。早々にお役目を果たします。

ちなみにこのリンゴバタージャム、イベントから帰宅後にいただきましたが、めっちゃめちゃおいしかったです!毎朝の食パンに塗るだけで、目をつむれば価格お高めのアップルパイを食しているかのような、しっかりしたリンゴの味とバターの風味を味わえました。朝から気持ちがアガッて1日楽しくなりますよ!超オススメです!

「icotto(イコット)」さんで、ツルヤさんのリンゴバタージャムを紹介してました。
話題の「りんごバター」がうまい♡長野の“ツルヤ”で買おう♪ | icotto(イコット)
長野県民にとっては定番で愛され続けるスーパーマーケット「ツルヤ」。オリジナルの商品や人気商品も多いお店ですが、中でも長野土産や軽井沢土産としても人気の高い「りんごバター」が美味しいと話題なんです。ツルヤについても知りたいけど、美味しいと話題のりんごバターも気になる!そんな人にりんごバターについて、そしてツルヤについてご...

お土産を確保した私は心おきなく幌フルオープンでホテルまでのドライブを楽しみます。既に日は落ちて薄暗くなった軽井沢、顔にあたる風は少し冷たいですが、不快どころか心地イイ。オープンカー、イイですわー。そんなこんなで無事にホテルへチェックインしたのでした。

翌朝、いよいよイベント会場へ出発しようとホテルの駐車場で待つ愛車へ向かった私。そこで私を待っていたのは愛車の幌に付いた「氷」!

この日の朝は軽井沢でも今シーズン一番の冷え込みだったそうです(この後、イベント会場横にある雑貨屋さんのおかみさんに伺いました。)。夜中に幌へ舞い降りた夜露が朝にかけての更なる気温の低下で氷になってしまったようです。オープンカー所有後初めての冬を迎えようとしている私は大変勉強になりました。

せっかくの清々しい朝ですが、氷が溶けて乾くまでオープン走行はお預けです。体調の方は前泊のおかげで万全!意気揚々とイベント会場へ出発です!

フィアット500C キャンバストップ

夜露が冷えて凍ってました。幌ってこうなるのね。

 

フィアットの群れはステキ

イベントは9:00開始。先だって受付は8:00から開始されていたところ、私は8:45頃に会場へ到着。会場には既に多くの参加者のみなさまが集まっていました。

イベントの参加資格は「イタリア車」なので、会場にはパンダやバルケッタ、500xの他、フィアット車以外も参加されてましたが、やはり圧倒的多数はフィアット500(アバルト含)。イベント参加初体験の私、こんなにたくさんのチンクエチェントの群れを目にするのは初めてです。

この“群れ“がホントに軽井沢の雰囲気と合っていて魅力が倍増でした。たまたま会場横の雑貨屋さんの女将さんと立ち話をしましたが「ステキ」とおっしゃってたので、自画自賛だけではないと思います!

ルパン三世の愛車でおなじみの「NUOVA 500」も数台ご参加されており、待機場所を他車と別エリアにしてました。明らかにそのエリアは特別な雰囲気を醸し出していましたね。オーナーにみなさまも「筋金入り感」を醸し出していて新鮮でした!

そんなこんなで会場内をフラフラと“見学“していると時刻は9:00を回り開会式スタート。主催者さんからご挨拶とイベント内容の説明があり、いよいよ“ドライブラリー“のスタートです!

チンクエチェント イベント

イベント会場に集結したイタリア車たち。軽井沢の景色と相性よし。

軽井沢FIAT PIC・NIC

フィアット500の中でも“NUOVA“は特別。憧れちゃいますね。

主催者のチンクエチェント博物館さんによるレポート映像です。
【博物館】14° 軽井沢 FIAT PIC・NIC (その1)【イベント】

 

走るよ走る

イベントのメインとなる“ドライブラリー“は、配布された「コマ図」に従ったルートで軽井沢周辺を走り回るというもの。スタートからゴールまでの所要時間と主催者側で設定時間の誤差が最も少ない人が優勝です。しかし設定時間はゴールまで非公開なので、予め狙って走ることは現実的ではありません。よって、優勝を目指して走るというより、コマ図に従って軽井沢周辺を気持ちよく走ることが趣旨と言ってよいでしょう(もちろん優勝目指している参加者さんもいらっしゃると思いますが)。

コマ図によるルートは、どこか目的地に向かっての最短ルートではなく、あちこち走り回る散策ルートのようなもの。いつものカーナビで設定をしたルートでは味わえない体験ができる訳です。

軽井沢FIAT PIC・NIC コマ図

コマ図の一部。“ラリーごっこ“が楽しい。

さて、このコマ図。ホチキス止めした“紙“で配布され、その内容は数ページに渡るため、走行中に「目視」と「ページめくり」が必要。本格的なラリーと同様に「〇〇km先を右折!」といったナビゲーションしてくれるパートナーが助手席に欲しいところですが、私は1人参加だったためドライバーとナビゲーターを兼務です。私は助手席の座面にコマ図を置きましたが、実際にドライブラリー開始後はフルオープン走行(コレは妥協できない)による風で飛ばないよう上着で抑えたり、都度チラ見してページをめくってと大忙し!ただ、それもそれでとても楽しかった事もお伝えしておきます!

ドライブラリーは20秒間隔で1台ずつ会場をスタートします。更に、全車を前後半の2つにグループ分けし、前半グループの最後の1台が出発してから後半グループがスタートするまでは40分程度の間が空きました。途中の昼食会場での密を避けるためとのこと。私は後半グループとなりました。みなさんのスタートを見送りつつ迎えた10時45分00秒、いよいよスタートです!

当日のお天気は快晴。初秋の気候もあってこれ以上ないほどの「オープン日和」です。その上、走るルートは軽井沢の中心部から長野の雄大な山並みを望む絶景ロードまで。フルオープンの頭上には透き通った青空に白い雲、山中の道では秋色に染まった木々や葉が包み込んでくれました。もうとにかく気持ち良い!伝わりますかね!サイコーです!

チンクエチェント オープン

紅葉もバッチリ。少し冷たい風も心地いい。

全行程100kmほどの中間となる50kmほどに休憩ポイントとして指定されていたのは、軽井沢から西へ進んだ東御市にある「道の駅 雷電くるみの里」。駐車場は満車状態で、先発したイタリア車が散らばって駐車していたのは少し残念。せっかくだから群れたかったですね。

コマ図には「休憩時間10分」とあったので、のんびりしてはいけないだろうと慌ただしく施設内を散策すると、おいしそうなソフトクリーム屋さんを発見。コレは食さねばと「くるみソフト」を頂きました。いやコレ、失礼な言い方かもしれませんが期待以上にウマかった!ソフトクリームとしての基本的なクリーミーさとミルク感はそのままにくるみの風味がしっかり融合していて口にすると「おっ!」とおいしさに感動しましたよ!また食べたいです!

くるみソフトで血糖値を上げた私、更にテンションも上げて後半戦に突入します。

雷電くるみの里  ソフトクリーム

「雷電くるみの里」で食べた“くるみソフト“。激ウマでした!

20kmほど走って昼食会場となる「軽井沢マリオットホテル」に立ち寄りランチ。到着した参加者から入れ替わり立ち代わりビュッフェ形式でのお食事です。いろいろ頂きましたが私が特に「コレうまー!」と感動したのが「黒マサラカレー」。確実に辛いのですが強いコクがあって私的にクセになる味でした!1点残念だったのが、このご時世で「黙食」となってしまったこと。せっかく私と同じく1人参加の方と相席だったのにお話ができませんでした。コロナ、早く収まると良いですね。

昼食後はいよいよゴールへ向けてラスト30km。これまでにない「峠道」っぽいルートを走行しました。中にはかなり道幅の狭いワインディングもありましたが、そこはフィアット500。時折訪れる対向車とのスレ違いも全く問題なく快適です。上り下りで連続するカーブを駆け抜けながら、我が愛車のお気に入り3点セット、「ツインエアエンジンの心地よい鼓動」、「デュアロジックの味のあるシフトフィール」」、「フルオープンの風・音・匂い」を思う存分に堪能しましたよ!

FIAT500C キャンバストップ

ひこうき雲に遭遇。泣けてくるほど気持ち良かったです。

軽井沢FIAT PIC・NIC

延べ100kmほど。自分では選ばないであろう道のりが楽しい!

そして、ついにゴール!時刻は15時を少し回り、所要時間は4時間16分のラリー体験でした。

既に多くの参加者が到着しており、記念撮影など思い思いの時を過ごされていました。私も愛車にありがとうの“トントン“をして今日1日を振り返っているとほどなく閉会式がスタート。

閉会式はコマ図に書かれたクイズの答え合わせから。実はコマ図には8問のクイズが書かれていて、回答できないと1問あたり1分が設定時間との誤差に加算されるルールなのでした。私には割と難しい問題で4問しか正解できませんでした(つまり誤差4分を加算)。自己採点なのでこのあたりも「大人のお遊び」と言えるでしょうね。

続いてお待ちかねの設定時間の発表!私は先の4分加算もあって誤差は23分10秒となりました。ここから参加者全員の中からブービー賞と1位~3位までを決めていきました。私は残念ながら該当せず。該当者の方は賞品もあってうれしそうでしたよ。

最後は全員でビンゴ大会。時間の許す限り番号を出し続けておさらく参加者の7,8割は「ビンゴ」したのではないでしょうか?主催者さん達の心配りが見えてうれしかったですね。私も最後の方にビンゴできて小銭入れを頂きました。ありがとうございます!

そして、いよいよフィナーレ。参加者全員で記念撮影を撮った後、解散となりました。夕暮れ深まる中、誘導に従い1台ずつ会場を後にしていきます。私と愛車もその中の1台となりました。楽しくイベントを過ごせたことを、主催者、運営のみなさまに感謝です!

改めて幌をフルオープンにした私は上信越自動車道に向かって帰路につきました。もちろん、自宅までフルオープンで!

フィアット500C オープン

帰路、夜の高速もオープンで!最後まで満喫しました!

 

以上、私のイベントデビューについてご報告でした。

初めてのイベント参加は短い時間にいろんな体験が凝縮されていて、ホントに充実してました。機会があれば参加したいと思います!

そして、改めて深く感じたことは、「趣味のクルマってイイ」ということ。そして「オープンカー、サイコー!」ということでした。買って良かった!

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