カリフォルニアポップトップ レビュー(使用後1か月)

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FIAT500C カリフォルニアポップトップオープンカーの青空駐車
ハーフサイズのボディカバー。幌を守るのにちょうどイイ。

私のフィアット500C(FIAT500C)の定位置は青空駐車場です。雨露はもちろん日の出から日の入りまでさんさんと日が当たります。以前ご報告の通り、私はボディカバーの擦り傷を怖がるが故に、幌(ソフトトップ)を守る手段として「ハーフカバー」を選択しました。納車と同時に使い始めて1か月。効果のほどはいかに?

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カリフォルニアの陽射し

私が使用しているハーフカバーは「California PopTop(カリフォルニアポップトップ)」いう商品です。楽天ポイントが貯まっていたので楽天市場で2万円弱で購入しましたが、海外サイトでは半値くらいで購入できるようですね。

Amazonへのリンク。【2021年10月8日追記】最近は大手ECサイトでは販売していないようです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B007U6IBGW/ref=cm_sw_r_li_apa_i_4HT9CK2RN01K77J47P7S

さてこの商品、米国製という事で商品に同梱されていたペラ紙マニュアルは全て英語でございました。んー、カリフォルニアの陽射しを感じます。いろいろな事が書いてあるのですが、一枚だけサイズの異なる用紙が入ってました。しかも色はショッキングピンク。その用紙にはこうあります。「初心者はヒモの引っ張りが甘くなりがちだ。いいか?気合い入れて引っ張れ!」と。なるほど、よほど購入者からの問い合わせが多いのでしょう。いやでも読まずにはいられない鮮やかな色の選択から、販売者の気合いが伝わってきます。

注意書き別紙

気合いが伝わる注意喚起

 

ドアミラーとトランクで固定

このCalifornia PopTop、素材感を例えるならば「自転車用カバー」でしょうか。生地はビニール系。厚さは薄め且つハーフサイズなので軽量で、着脱は楽です。一般的なボディカバーの場合、例えばベッドのボックスシーツのように、端に張り巡らせたゴムをクルマのアンダー部に引っ掛け、更にヒモで縛ることで確実に固定しますが、コチラはハーフサイズ。そもそも丈足らずでマネできません。では、どこで固定するかというと、ドアミラーとトランクです。

まずカバーのドアミラー部が立体形状で本体を包込むのは当然として、そこにドアミラー下部へ引っ掛けるゴムバンドが2本付いています。これによりドアミラーを活用したフロント側の固定を図っています。そしてリア部は左右の端からそれぞれヒモが出ています。そうです。例のショッキングピンクで注意喚起されたヒモです。左右のヒモはつながっており、コレをトランクドアを抱えるように潜らせ、しっかりと引き締めて、最終的にトランクドアを閉める事で固定する訳です。この時、ヒモの尺が余るので私は全てトランク内へ収めてます。尚、私の場合どうしても引き締めが甘いのか幌の後部下端がチラリしてしまい、今のところは「まーしゃーないか」と放置してます。その他、フロントガラス下端に被る箇所をワイパーで抑えますが、コレは固定というより「めくれ防止」程度なので、実質的にはドアミラーとトランクそれぞれ2箇所×2点の計4点で固定です。

フィアット500C カリフォルニアポップトップ

フロントガラス部はワイパーで抑える

 

効果は2勝1敗か

では、使用の効果はどうか?「日射し」、「埃」、「雨」の3点で見てみます。

まず、日射しへの効果は「○」です。

カバーが軽く、500のルーフアンテナをかわす為に空いている穴から風も抜けるのでしょう。結構な強風も経験しましたが、飛んで行く事はもちろん、固定が外れる事もありません。ワイパーで抑えただけのフロントガラス部はめくれる事がありますが、目的である幌部の日射し対策はバッチリです。

次に、埃への効果は「○」です。

前提として、最終評価は年間を通して花粉や砂塵など様々な埃を経験する必要がありますが、現時点では生地はクリーンです。もちろん鳥の落下物にも有効かと。ちなみに、よく見ると毛玉の卵みたいな「荒れ」があるのですが、コレがカバーとの擦れによるものか元からなのかはわかりません。今後も注意して見ていきます。

FIAT500C CaliforniaPopTop Rear view

日射し対策はバッチリ

最後に、雨への効果は「×」です。

まず、先に記載の通りルーフアンテナをかわす為の穴があり、ここから多少なりとも雨が侵入しまするので幌も湿ります。しかしコレは想定済みでさほど問題ではないのです。

問題はハーフカバーから下の露出部分にあります。ハーフカバーに落ちた雨がハーフカバーに付着した埃を伴って下に落ちる時に雨ジミを作ります。通常ばドラノブやドアミラー根元など、特定の箇所に水の流れが集中しますが、California PopTopの場合は各所から満遍なく流れているようで、ボディ側面、リア部の広範囲に黒い縦線が描かれます。ボディカラーが白ということもありその姿はさながらシマウマ、または困った時の「ち〇まる子ちゃん」のようです。私の場合は1週間ほど放置しているのがそもそも悪いのですが、ここまで全面に黒い縦線が入ったクルマはあまり見ないですし、非常に目立ちます(たぶん)。今はボディコーティング効果が強く濡れたウエスで拭けば簡単に落とせるのが幸いです。今後も基本的に雨が降るたび×乗るたびにケアが必要かと。

雨ジミの黒い縦線はアレみたい

雨ジミの黒い縦線はアレみたい

後ろも・・・

後ろも・・・

以上、日射し「○」、埃「○」、雨「×」の2勝1敗というのが私の感想です。

 

シマウマちゃんと付き合う

さて、青空駐車対策の目玉であったハーフカバー「California PopTop(カリフォルニアポップトップ)」、総合評価はなかなか難しい。日射しへの効果って「幌やゴムのヘタリ」とか現れるか否かは即時に体感し辛いです。一方で、雨による「シマウマちゃん」は毎回目の前に現れるので不満を感じやすい。よって現時点でフェアに評価はできないですね。

フィアット500は幌はもちろんフィアット500はゴム系パーツの紫外線劣化が指摘されているようですので、日射しが強まるに連れて効果への感謝も強まるでしょう。そうなると、もう少しシマウマちゃんとの上手な付き合い方を模索してみたいと思います。

ここまで鮮明ではないですが(笑)

 

以上、「California PopTop(カリフォルニアポップトップ)」を約1カ月使用した時点でのご報告でした。課題はありますが「幌を守る」という目的においては青空駐車のパートナーとしてしっかり働いてくれています!

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