修理費用の補償

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フィアット500C 事故オープンカーを買う
見るも無残なお姿に・・・

フィアット500C(FIAT500C)の自動車保険はスリムな内容で加入しました。セカンドカーを持つという贅沢と引き換えに、維持費を抑えるべく車両保険への補償を一部削っていたのです。そんな中、先日起きてしまったカラスとの激突事故事故によって生じた修理費用はいかに補償されたのか?

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「保険」はどれだけ入るべき?

セカンドカーの維持費は抑えたい。しかし公道を走る以上は事故の可能性に備えなくてはいけません。

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事故の発生原因として、相手がある事故は自分に過失がなくても起こるものですよね。私も痛い目にあった経験があります。当時は納得いかなかったなー。一方で単独事故(自損事故)は基本的に全て自分の過失であり、不注意や過信が原因であればそれは日頃より戒めるべきでしょう。

事故の内容としては、軽微な接触事故から重大な衝突事故まで起こり得ます。クルマの損傷だけでなく人身事故となれば補償の金額に上限はなく大変な事になるでしょう。保険で補償すべきものは「可能性は低いが、いざ起きたときの損失が大きい事故」です。よって重大事故によるお相手と自分の命・怪我に対する補償は外せません。

では、単独事故による車両の修理費用はどうするべきか?私は保険に頼らず自分で適切に対応すべきと考えます。具体的には「クルマが壊れちゃったら自腹で修理するか諦めるか」を、その時の経済状況とクルマの利用状況を照らして判断するという事です。車両保険の保険料はなかなかの高額ですので、保険料相当額を貯蓄しておけば有事の費用が賄える可能性が高いです。そうでなければ保険会社の経営は成り立ちませんから。ココは用途を限定しない有事用の資金を予め用意しておくのが理想。ただし「貯蓄しておく」というのが難しんですけどね。人間だもの。

そんなこんなで、私はフィアット500Cの自動車保険加入にあたり、車両保険については一部補償を見送りました。「一般型」、「エコノミー型」の2種類のうち、「エコノミー型」を選択したのです。その判断に自己陶酔するほどの自信をもって・・・。

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事故発生!補償は!?

そして奇跡は起きました。納車からわずか3カ月程度で、あろうことか単独事故によりフィアット500Cを傷つけてしまったのです!!

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フィアット500C ボンネット

バンパーに接触後にボンネットへ激突したか?

ボンネットは陥没、バンパーには小傷。クルマの状況を把握した私はたちまち大きな不安に駆られました。コレは修理代高いぞと。「自損は自己責任でしょ?」という意識の高さが完全に裏目に出ました。あの自己陶酔は何処へやら。今や「何とかして補償してくれないもんかしら・・・」と、もはや雨に濡れた子犬状態です。とにかく確認しないことには始まりません。私はすがる思いで契約先の保険会社へ電話しました。

私:「カラスと思われる大きな鳥とぶつかったのですが・・・」

保険会社さん:「飛び石など“飛んできたもの“が原因の場合は補償対象ですよ。」

ハイハイ飛んできましたよ!!向こうもぶつかるつもりはなかったと思いますけど、確かに飛んできました!!

保険の等級はひとつ下がり次年度以降の保険料が相対的に上がってしまうものの、高額になるであろう修理費用から比べればその負担金額は軽い。ぜんぜんオッケーです!改めて事故時の状況を詳細に話した後、具体的な損傷内容について説明しました。

私:「ボンネットが陥没。あとバンパーに米粒大の傷が出来たんです。」

保険会社さん:「承知しました。お手数ですが写真を撮影してください。角度を変えて1か所あたり3枚程度お願いします。撮影した写真をコチラで拝見して補償が適用できるか判定させてください。」

私は保険会社さんの指示通り、ボンネットとバンパーの写真を数カット撮影しました。送付方法は“LINE“でした。もちろん専用のアカウントです。写真の送付以外にも細かなやり取りは“LINE“で可能。便利な時代になったなーと感心しました。

翌日、保険会社さんから電話がありました。

保険会社さん:「ボンネットは問題なく補償させていただきます。ただ、誠に申し上げにくいのですが、バンパーは弊社の審査部門の判断ではカラスとの衝突によるものと認められませんでした。」

いや参りました!事故に遭う前の出発時、私は夜間走行でクルマに付着した虫の死骸を落しており、バンパーに傷があれば気づいていたハズです。傷の位置もボンネット陥没の真下にあたり、カラスとの衝突時にクチバシか足の爪で付いたものだと信じていましたが・・・。

保険会社さん:「審査部門によると、鳥や野生動物との接触事故の事例では同様の傷は見られず、飛び石によく見られる傷との事でして・・・。ご意思に添えず申し訳ございません。」

なるほど、私も「カラスによるものか証明せよ」と言われても証拠は提示できません。ただ、状況的に納得感はありません。困りました・・・。

保険会社さん:「ご意思には沿わないとは存じますが、飛び石による傷もご加入保険の補償対象です。カラスの件とは別件で「延べ事故2件」の扱いとなってしまいますが、保バンパーの修理費用も補償させていただくことは可能です。」

これは悩ましいです。等級が2つ下がることになります。現在7等級なので次年度は5等級になる上、「事故あり係数適用期間」も適用され、結果して保険料がかなり高くなってしまいます。セカンドカーとして少しでも維持費用は抑えたいのにです!

※注):以上のお話はあくまで私の体験事例です。全ての保険会社、事故においても同様の判断となるかはわかりませんのでご注意ください。
ソニー損保さんの解説記事です。
等級ダウン後、「事故あり」扱いはいつまで?|自動車保険はソニー損保
【ソニー損保公式】事故で自動車保険を使って等級が下がると、次年度に等級が上がっても「事故あり」扱いになり、同じ等級より保険料が割増になります。この「事故あり係数適用期間」はいつまでなのでしょうか。

 

今回の判断

保険会社さんにお願いして1日考えさせてもらいました。ボンネット修理は補償を適用します。見た目がどうしようもなくかわいそうなので修理は必至。修理費用は15万円近くになると直ぐに確認できたので悩むまでもありませんでした。問題はバンパーです。保険会社さんがおっしゃる通り、飛び石っぽい小傷がふたつ。他人は誰も気にも留めないベルであり、あとは自分の気持ちの問題です。つるつるだったバンパーが傷物になってしまった“悲しさ“、原因はカラスであると思う自分の意見が認められないことへの“不満“、傷は小なれどキレイな状態に修理するにはそこそこ高額になりそう(塗装剥がして再塗装で10万円レベル)なことへの“不安“。様々な気持ちを噛みしめるように整理していきます。チキショー!!

そして出した結論。「バンパーはこのままにしよう!」です。

私は高速道路の利用が多い。今後、飛び石を受けて傷がつく可能性はあるでしょう。いちいち全塗装してたらキリがない。幸い傷は小さいです。気にするかしないかは自分の気持ちしだい。傷がついてしまったことは悲しいけれど、無傷で走り続ける方が難しいってもんでしょう。人生と同じですね。

結論、ボンネット修理費用は補償してもらう、バンパーは補償を見送り(そもそも修理しない)となりました。尚、ボンネット修理費用にはボディコーティングの再施工費用も含まれます。

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フィアット500C ボンネット

ボンネットパーツが新品に。

 

以上、今回の事故でたくさんの事を学びました。車両保険は「エコノミー型」だけでも加入しておいて良かったなと思います。カラスに飛び込まれてもし自腹で15万円負担してたら立ち直れなかったと思いますから!!何より大切なことは「クルマは壊れるよ」ってことですね。当たり前ですけど!!(笑)

これからも、適切なリスクを取ってセカンドカーライフを楽しんでいきたいと思います!

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