デュアロジックとツインエアで雨の日も楽しめる!チンクエチェントCでサーフィン&ドライブ

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フィアット500C
雨天も楽しみたいものです。

私が手に入れたチンクエチェントこと「フィアット500C(FIAT500C)」。セカンドカーとして少ない出動機会の中、メインとなるのが海への移動、サーフィンのお供です。幌(キャンパストップ)は基本的にオープンで走る。そんな私が、よりによって雨の日に海へと出かけてしまったのです。その顛末やいかに!

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オープン走行が好きなのに、雨の日に出かけてしまった

うっかり雨の日に出かけてしまった顛末については、過去記事にてご紹介していますので是非ご一読ください。

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さて、その日の目的地は海。趣味であるサーフィンを楽しむ為に1時間半ほどのドライブでした。自宅を離れてから20分ほどで本降りとなった雨。雨粒が幌(ソフトトップ)に打ち付ける音は、例えるなら「雨傘」のよう。通常のルーフであれば「カン、カン」といった乾いた音を出すのに対し、ソフトトップから聞こえる音は「バタ、バタ」と何とも情緒的な音を響かせます。決して静かではありませんが、コレはコレで良いものですね。

フィアット500 キャンバストップ

見た目が美しいソフトトップ。雨音も悪くないです。

一方、ワイパーは頂けない。SNS等でみなさんの投稿を拝見し、チンクエチェントのワイパーは「ビビリがヒドイ」とのコメントは目にしていましたが、基本的に雨の日は走らなかったことからこれまで実感はありませんでした。

いやはやホントにヒドイですわ(笑)。小さめのフロントウインドウを上下に動きながら「ダダダダダッ、ダダダダダッ」と盛大なビビリ音を放っております。高速道路を走ればその他のノイズで薄まってくれますが、もしも日常的に雨の中ドライブするようになれるならば、真っ先にワイパーを対策品に交換したいと思いました(当分無いですが)。

尚、少しだけフォローすると、我が家のワイパーちゃんについては普段はハーフボディカバーの重しとしてしか働いていないため、ゴムが変形しちゃって特にビビリがひどくなっているのかもしれません。

※11/4追記:後日、ワイパーブレードを交換しました!

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サーフィンはズブ濡れ。雨の日は着替えもズブ濡れ。

そんなこんなで海に到着。ウェットスーツに着替えようと車外に一歩踏み出せば大粒の雨。ここで改めて実感します。雨を避ける場所が無いのです。

ミニバン、SUV、ハッチバックタイプのクルマであれば、リアのハッチ、テールゲートを開いて屋根代わりに活用できますね。しかし我が愛車FIAT500Cは幌の開口部がリアウインドウまで至るため、トランクのドア、即ちラゲッジスペースの「蓋」は最小限。ちょこんと開く「蓋」は、大きさ、開閉角度共に傘のように雨粒を遮るような代物ではない。

かといって、超コンパクトなチンクエチェントの車内で着替えも難しい。

濡れながら着替えるしかないわ。

ウェットスーツ、肌が濡れると滑りが悪くなります。うーとか、おーとか声を出しつつ、どうにか着替えを済ませた時には既にズブ濡れです。海に入るのはコレからだというのに。視線を上げると、少し離れた場所でミニバンの大きなテールゲートを雨よけ、悠々と着替えをするサーファーが目に入りました。

いいなーミニバン・・・。

涙か雨か、視界をにじませつつ海に向かったのでした。

荷物は濡らさずに収納できるのですが・・・

着替えのための雨除けにはならず。

さて、雨の中でもサーフィンは楽しい。存分に遊んでから陸に上がり、帰り支度です。

あいにく雨は降り続いています。身体は元々濡れていますし、濡れたウェットスーツを脱ぐのはいつものこと。問題はサーフボードです。いつもの手順であれば、家からタンクに入れて持ってきた真水を使ってサーフボードについた海水を洗い流し、水分をタオルで拭き取り、ニット生地のカバーで包んでから、助手席ドアを全開にし、車内へ積み込む。

しかし今日は雨です。サーフボードに付いた、もはや海水か雨かわからない水分をタオルで拭き取るにも、フィアット500Cに雨よけはないので拭いても拭いても雨粒がサーフボードを濡らします。サーフボードを車内に積み込む以上、できるだけ水分は取り除きたい。

しかし今日は割切りが必要です。自分のお気持ち程度にタオルで拭うや、すかざすニットカバーへの包みこみ作業を開始。濡れたサーフボードはニットカバーも滑りが悪い。もたつきながらも可能な限り急ぎ、明らかに濡れた状態ではありますが「えいっ。」と乱暴に助手席へ積み込むのでした。

心の支えは助手席に敷いたシートカバー。防水仕様のそれがあればニットカバーから水がにじみ出ても直接シート生地を濡らす事はありません。いやはや”備えあれば”ですよホント。何とかクリアーです!

サーフボード積載時の汚れ対策として助手席に付けたシートカバー。防水で良かった。

フィアット500Cでサーフィンに行ける?(荷物編)

 

デュアロジックとツインエアなら、オープンできない雨でも楽しい!

さて、自分の着替えも済ませてようやく帰宅です。もちろん幌はクローズ。いつもならば幌を全開に走り出し、心地よい風が海の余韻を堪能させてくれるところですが、今日は密室で移動、頭上が暗い。せっかくのオープンドライブが味わえない帰り道。残念だなーとしょんぼり走り出します。

ところが、幌が閉まっている分、他の事に意識が向かうのでしょう。オープンとは関係なく、チンクエチェントのドライブフィールへ自然と集中したのです。そして改めて思うこと。

「チンクエチェントの運転って、ホント楽しい!」

デュアロジックツインエアエンジンが織りなす息継ぎを伴う加速感、コンパクトのボディによる軽快感、いい意味でガタピシ伝わってくる路面からの刺激、いずれをとっても「走らせてるぞ感」に溢れています。今どきの「良いクルマ」では体感できない、程よい味わいが、幌を閉めた走行が故に強調されて、いつもの道を退屈を感じるどころか、とても楽しい時間してくれました。

基本的にオープン走行を信条に、雨の日は走行を避けている私ですが、幌を閉めたら閉めたで違う幸せを与えてくれるフィアット500C。改めてその懐の深さに感動してしまったのでした。

「いいクルマ買ったなぁ」と。

フィアット500 ツインエア

直列2気筒SOHCターボ、875cc。独特の鼓動と充分なパワーが楽しいです。

FIAT500 レザーシフトノブ

デュアロジック。マニュアルモードが楽しい!

 

以上、うっかり雨の日にサーフィンへ出かけた時の感想をご紹介しました。

今後も雨の日の走行は控えるとは思いますが、幌クローズでも分に楽しいドライブでした!

走行中の操作も含めて気軽にオープンとクローズが選べて2度オイシイフィアット500C。興味があるなら是非乗ってほしい!そんなおすすめのクルマですよ!

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