真夏のオープンカーは「楽しい?」それとも「ツライ?」どっちなのか?

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オープンカーを買う
夏の暑さも楽しもう。オープンカーだもの。

愛車のチンクエチェントC(FIAT500C)では「基本的に幌(キャンバストップ)は開けて乗る」をポリシーにしています。オープンカーは寒さ厳しい真冬でも意外と快適な一方で、夏は最も過酷な季節と言われます。2度目の夏を迎える私は楽しめているか、少し詳しくご報告してみますよ。

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限界の気温は?

「夏は暑い」。そこで人間が取る行動は「涼しさを求める」。コレは自然なことですよね。では、オープンカーはどうか。エアコンを装備したクルマにあって、敢えて天井を解放し、ジリジリとした陽射しとアツアツの外気を車内へ取り込む行動です。見る人が見れば全く理解できないですよね。

それでも人間は不合理なもの。涼を取る選択肢を持ちながら、敢えて自然を、夏の暑さを感じることを選ぶ。エアコンを付けて幌をクローズするのではなく、エアコンをオフで幌をフルオープンにして夏の陽射しの下を駆け抜ける。コレもまた「にんげんだもの」です。

FIAT500C California POPTOP

夏は暑い。オープンで楽しむか、クローズで涼を取るか。

とはいえ、そこは“苦行“ではなく“楽しい“であるべきであり、必然的に「楽しめる“限界気温“」が存在します。もちろん前提として「個人差があります」の世界なので、ここからは一例としてお読み頂ければ。

ところで、もはや日本の夏は「最高気温35℃」が珍しくないですね。いわゆる「猛暑日」というヤツです。私が子供だった頃に比べて温暖化が進んでいるような・・・。

@DIMEさんが「猛暑日について詳しく解説してくれてます。
説明できる?「猛暑日」と「真夏日」の違い|@DIME アットダイム
近年は温暖化が続き、30度を超える日も珍しくありません。ニュースや予報で『猛暑日』といわれたら、熱中症に陥らないために対策が必要です。猛暑日の定義と増加の理由、対策について解説します。猛暑日とは...

そんな「気温35℃」でのオープン走行はどうか。私的には「ヤメておきましょう」です。例え車内に走行風が巻き込んできたとしても、シートと身体の間は汗まみれですし、何より絶対的な暑さは精神状態を「不快」にします。ガマンしても楽しくないです。大人しく幌をクローズしてエアコンを効かせてチンクエチェントの軽快なドライビングに集中した方がシアワセです。

外気温計の表示は「35℃」。さすがにキビシイ。

では、どこまでの気温ならば許容できるか。私の中では「34℃」までオーケーです。ギリですけど!しかも条件付きです。それは「高速道路を巡行中であること」。

高速道路を100km/h前後の速度で巡行すれば、車内へ走行風がそれなりに入り込んできます。外気温計が34℃を示していても、天然の扇風機とも言えるその恵みがあれば、夏の陽射しの下、夏の風を感じながらオープンカーの魅力を存分に味わえて楽しいですよ!

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高速道路巡行であれば、外気温計34℃表示までイケる。

 

日焼けする?

真夏にはのっぴきならない課題がもうひとつ。それは「日焼け」ですね。私は毎年ゴールデンウィークに日焼けをする事で「今年も日焼けの季節が始まるね」と意識します。みなさんはいかがでしょうか。

KAO(花王)さんのサイトに詳しい解説がありました。
紫外線が強い季節は? 時間帯は?|紫外線|乾燥性敏感肌のための生活情報 お肌ナビ|花王株式会社

もちろん真夏ともなれば強い陽射しがジリジリと肌を焦がします。私は趣味でサーフィンをしますが、サーファー達も顔にバッチリと日焼け止めを塗って海に入りますよ!にもかかわらず、わざわざ天井を開け日陰を放棄するオープンカー!日焼け上等!ファンキーですね!

ただし、あくまで私のハナシ。たまに家族でお出かけの際にオープンにすることもあり、その時は子供に帽子を被せて“か弱い頭“を強い陽射しから守ります。しかしその甲斐もむなしく、子供達はほんのわずかな時間だけオープン走行を楽しむと「あついから(幌を)しめて!」と要求してきます。子供は切り替えが早くて素直です。ファンキーですね!

子供達は帽子で陽射し対策、まもなく「あついからしめて!」と言われます(泣)。

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では、実際のところ日焼け具合はどんなものか。良く晴れた日に2時間ほどオープンで走ってみました。外気温計は私の“限界気温“である「34℃」と示す中、高速道路と信号の少ない河川敷沿いを中心に走行。真夏のオープンドライブを楽しんで帰宅すると・・・。

クッキリ焼けました。履いていたハーフパンツの裾を境に、大腿部を2分する日焼けの跡が。焼け具合はミディアムレアでしょうか。日なたに2時間座ってたと思えば妥当な結果といえます。そうです。オープンカーに乗っている時間は即ち、日なたに座っている時間なのです。忘れてはいけません。

私は平気ですが、日焼けを気にする方にとってはツライですね。大人しく幌をクローズしましょう。むしろ、日焼け止めを塗ったり、日焼け対策の服装などフル装備の上でオープンにすると、“変態の極み“で良いと思います。ファンキーですね!

お見苦しくてスイマセン。こんな無防備さが夏の良さですが・・・

引き続き、お見苦しくてスイマセン。これくらいは2時間程度で焼けちゃいますね。

 

それでも、楽しい。

そんなこんなで、“限界気温“に挑み、日焼けを覚悟する。そこまでしても真夏に幌をオープンする理由。それは、自然を感じながらドライブできるスバラシイ体験価値がそれらを上回るからです。

日本に住むからこそ味わえる“四季“。真夏には真夏の味わいがあり、空の色、雲のカタチ、車内に入ってくる風の匂い、ふいに訪れる日陰の涼しさ。全てが「旬のもの」です。それらを身体に浴びながらクルマを走らせれば、「ああ。生きているなぁ。」と心から感じますよ。真夏の場合は「しっかしアチーなー!(笑)」の一言を添えながら。それって楽しいじゃないですか!

もくもくした夏の雲を眺めてのドライブは気持ちイイ。

たまに訪れる木陰で涼しさを感じるのも気持ちイイ。

 

以上、2回目の夏を迎えた私的なオープンカーへの想いをご報告しました。結論としては「真夏のオープンカーは楽しい!!」ということが伝わりましたでしょうか?(個人差があります)

なんだかんだと1年中楽しませてくれるオープンカー。満足満足です!

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